素人サブカル批評

草映画ライターとして映画評論。たまに他のサブカル評論。

バカ映画時報第1弾

今は懐かし、2年前、facebookで始めた勝手に映画評コーナー

その第1弾。バックナンバー。


バケモノの子
細田守らしい家族の物語と夢のある世界観は良い。宮崎駿押井守の合いの子(失礼)のようなアニメ作りをしてくる感じ。
ただ一方で問題は登場人物が自分の気持ちを全部言葉にするので、なんかセリフが多い。
柳下毅一郎は「副音声映画」と言ってるけども、まあ映画つってもアニメだから、気にしないで見ればそんな気になんない。

進撃の巨人
まさか俺がこれを観るとは誰も思わなかったに違いないが、観てしまうのが田舎転勤者の絶望的なところ。
しかし!これまで観た日本のアクション映画の中では娯楽性に関してトップクラス!
エロ(童貞の妄想に近い)、グロ(多くの人間がミートソースになる)、バイオレンス(言わずもがな)の三拍子揃った素晴らしいB級超大作…矛盾してるが気にしない。
4巻まで漫画を買ってあまりのつまらなさに1度は庭で燃やしてやろうかと思った俺でも楽しめたので、なんの感動もないけど楽しい映画を受容できる心の広いシネフィルのみなさんも是非見に行っては!

ピクセル
・ストーリーがない
・売りのゲーム描写がしょぼい
・アメリカ的ハッピーエンド
というクソ映画の博覧会のような映画。
『インディペンデンスデイ』を大してゲーム愛のないオタクが莫大な予算をかけてリメイクしただけみたいな感じ。
これを観るなら、同じ金額をドブに捨てて散歩してた方がいいと思う。